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東国の古代史

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2013-11-03 (Sun)  14:33

反射望遠鏡 BPC Ninja‐320

千葉県佐倉市にあるバックヤードプロダクツカンパニー製のドブソニアン式
ニュートン反射望遠鏡です。
同社の製品は、笠井トレーディングという販売会社が取り扱っています。
Ninjaという名前は、多分、真っ黒なFRP筺体から付けられたのだと思います。
山中の街灯のない場所に持っていくと黒くて見えず、頭をぶつけた事もある。

・口径320mm、
・焦点距離1450mm(F4.5)
・鏡筒2分割方式
・総重量21.5kg

同社製品には、口径が32cm、40cm、50cmの3種類がありますが、本機は一番小さな機種。それでも家に宅配されたときのダンボール2個口の大きさには圧倒されました。ただ、大きさから想像するよりも軽量ではあります。
 
 

 Ninja320の保管状態



ファインダー脚は、オプション選択で接眼部&ファインダーが鏡筒先端から向かって右側に設置されているタイプ(右目利き用)と左側に設置されているタイプ(左目利き用)のいずれかが選べる仕様になっています。上の写真を見ると分かるように私のものは左目利き用です。国内で販売されてる望遠鏡でオプション化されているのは非常に珍しいのではないか。利き目で覗かないと眼視能力はかなり落ちてしまい、疲労も大きくなります。

ただ、オリジナルのファインダーだけは余り良い品質とは言えない。おそらく中華製ではないか?覗いてみると鏡筒内にゴミも多い。本質性能には影響しないとはいえ、覗く頻度は高いパーツなのでパフォーマンスに影響します。
そこで、ファインダーはオリジナル製品から宮内光学製の7×50正立ファインダーに替えています。私のような初心者クラスにはファインダーは正立のほうが頭が混乱しなくて良い。

 
 

Ninja320の分解状態(販売会社の写真)



Ninjaシリーズで特徴的なのは、鏡筒が分割収納できることです。分割パーツの高さがセダン乗用車の座面から天井高の高さに入るよう設定されています。ワゴンタイプの荷室でもかなり余裕がある。

鏡筒パーツの接続部は差込式で全周にストッパーで固定できるようになっている。この部分の接続精度で光軸のズレが心配だったが、メーカーから運搬されてきた時も、その後の自動車での分割運搬でも光軸のズレは殆どない。鏡筒素材もグラスファイバーなので非常にかるい。重いのは反射鏡だけです。

欠点は、軽くて太いことによるデメリット。風が強い場所では、鏡筒があおられて振動が伝わり、観測しずらくなります。ドブソニアンは鏡筒を台座に乗せているだけで特に固定はしないのが普通なので、その構造から回避するのは難しいでしょう。あまり強風の時は、転倒してしまいそうな時もあるので注意が必要です。

組立作業に要する時間は、Ninja320の場合、2分割しかないため、5分程度です。
これは、フレーム組み立て式のドブソニアンと比較すると1/5~1/10程度でしょう。
反射鏡は下側のユニットに収まったまま運搬するので、鏡が上を向いた状態で運搬することになり、反射鏡自体の振動によるズレが発生しにくいと思われる。激しい振動がないように運転すれば光軸調整の頻度は非常に少ない。


 

 

Ninja320の組み立て状態(販売会社の写真)
 


以前は、下の写真の笠井トレーディングGINJI250D(非分割式)を購入していましたが、SUV車の後部座席を倒しても載せることができず、使用を諦めました。
自宅での使用は可能でしたが、光害が激しく性能を生かしきれない。やはり、分割式を初めから購入すべきでした。GINJI250Dは性能的にもNinjaに比べると、シャープネスが劣るようです。 鏡筒の作りの精度も影響してるが、GINJIの中華製反射鏡、斜鏡の精度が影響してるのかも知れない。

因みにNinjaの反射鏡はロシアの光学会社の製品で精度が高いようです。意外かもしれないが、ロシアには東ドイツから流れた光学技術者が多かったので、製品の品質が伝統的に高いそうです。笠井トレーディング社では旧ソ連圏の光学製品を多数取り扱っています。




 

GINJI250D
 

 


下の写真はバックヤードプロダクツ主催の富士山オフ会での一コマ。
手前3台の左側が320タイプで口径32cm、真ん中は口径40cm、右側は口径
50cmの製品です。いずれも私のものではありません。
右側2台のような大口径のものを持ちたいですが、非常に高価なようです。それにFRP製筐体とはいえ重くなるでしょうね。
 
 

 
 
写真でも分かるが、320タイプは低床設計なので接眼部の高さが低いです。
私の身長には合わないので疲れます。そこで、30cmの台座を履かせて観望します。ホームセンタで取り扱うコンクリートなどを練るときに使う大型バケツですが、非常に丈夫なもの。オリジナルのかさ上げ台も販売してますが、以外と高いものです。

 
バックヤードプロダクツカンパニーでは、使用パーツのグレードアップに合わせて、製品の大幅値上げがあったらしい。私の保有機も7万円ほど値上げされた。
口径50cmの製品は20万円値上げされて税込み130万円になったとのこと。
軽自動車並みです。残念ながら、もう私には手が届かないお値段ですね。 ^^;
 


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