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東国の古代史

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2017-01-14 (Sat)  15:26

牛伏山ハイキング(群馬県)

2017年1月13日(金)
群馬県にある牛伏山へハイキングに行ってきました。
標高500mに満たない低山ですが、平野部に近く切り立っているため、景色
はとても良いと評判です。遠目には榛名山や赤城山など有名な高い山もあ
ますが、平地からの距離があるため、霞んでしまって面白みに欠けます。
冬場でもあり、木々に遮られない眺望を楽しめそうです。

高崎市吉井町にある牛伏ドリームセンターという入浴施設が登山口の目印に
なります。センター入口向かいに登山者用の駐車場も完備していました。




↑駐車場から見た牛伏山です。
頂上はすぐ目の前に見えます。短時間で登れそうで物足りないような気も
してきました。30分くらいで登れそうです。

登山コースは遊歩道のない北コースを選びます。情報によると遊歩道は
殆ど階段ばかりで疲れるそうです。駐車場から西へ100mほど自動車道路
を下っていくと左手に登山道入口があります。





↑暫く雑木林の中を進むと竹林になります。一旦竹林が途切れると舗装路に
ぶつかりますが、連続する登山道が見えるので心配ありません。





↑薄暗い竹林の道を進みますが、からからと風で竹の鳴る音が快い。

竹林を過ぎると谷筋の道に変わります。明るくて踏み跡もしっかり
していますが、体が慣れていないので苦しい登りです。
途中、蝋梅(ろうばい)園へ分岐する道があるが、右側の尾根筋に向かう
道を進みます。夏は涼しそうな谷です。





やがて牛伏山西側の尾根筋に出ます。
尾根に出ると展望が開けて素晴らしい景色です。

↑中央奥に見えるのは荒船山です。左手の2つ頭の山は地図に名前は
無いが朝日岳というそうです。写真に写っていませんが、更に左手に
八束山(城山)が迫ってきます。埼玉県や群馬県にある羊太夫伝説に
関わる山ですが、伝説についてはネット上にも沢山情報があります。





↑榛名山。




↑次第に高度を上げていくと景色が更に良くなります。
北西風の風がもろにぶつかるので非常に寒い。
下界は晴れているのですが、ここは雪雲が流れ、たまにしか陽がさしません。
低山ですが冬場は防風衣類は必須です。





↑時たま出てくる日差しがあると温かい。





↑尾根筋の急登を登っていきます。





↑快適な登りです。
当日は乾燥していましたが、けっこうな急斜面なので雪がある時は
気をつけないと危ないでしょう。





↑やがて牛伏砂岩と呼ばれる岩盤が現れます。吉井町には多胡碑という
有名な古代石碑があるそうですが、その石も牛伏砂岩で出来ているそう
です。この付近の山から運んだものでしょうか。





↑尾根筋には何度も頂上に見えるピークが現れますが、そのたびに偽ピーク
でがっかりします。でもこれが最後の登りです。
当初、30分で登れると思ったが、既に1時間が過ぎている。
尾根筋を遠巻きしながら進んでいるので意外と距離があるようです。
牛伏山は北から見ると本当に牛が寝ているようになだらかに見えますが、
東西から見ると薄く切り立っています。





↑やっと頂上に着きました。





↑頂上から登山口の牛伏ドリームセンターの煙突が真近に見えます。
なぜ煙突かというと、温泉ではなく、ゴミ焼却の熱で風呂を沸かして
いるみたいです。





↑北側の景色は本当に素晴らしい。
麓の街は吉井町です。観音山丘陵の向こう側に見えるのが、高崎や前橋の
街並みだと思います。雲が掛かってやや暗いが晴れていればもっと良く
見えるでしょう。





↑南側の山の北面は積雪があるようです。藤岡市と吉井町にまたがる秘境、
小梨峠、小梨山でしょう。標高は700mくらいあります。
低山にもかかわらず、踏み跡が少なく、ルート取りが難しい危険な山との
情報がある。更に稜線を西へ進めば、西上州の有名な山々に連なってゆき
ます。





↑頂上から少し下ると牛伏砂岩の岩盤に直接彫られた牛の像がある。
ユーモラスな顔してます。牛というよりカバですね。





↑更に下ると展望台のお城がありました。隣の八束山(城山)には本当の
城があったらしいが、ここは狼煙場があった場所で城は観光用に造ったもの
らしいです。埼玉県や群馬県には戦国時代の見張り台が山の頂上の各所に
あったようです。敵の軍勢を発見した時の通信手段だったのでしょう。





↑展望スポットがありました。





↑榛名山方面。





↑赤城山方面。





↑妙義山、浅間山方面ですが、雪雲で見えません。
時折、雪が風花となって吹き付けます。とても寒い。





↑埼玉、東京方面ですが、藤岡市の御荷鉾連山に遮られて見通せません。





↑お城の下には遊歩道がありましたが、下っていくと自動車道路になって
しまいます。この道は使いませんでした。





↑頂上下にある鐘撞堂まで戻ると、北側に下って行く遊歩道があったの
で、この道を下ります。全て階段整備されているが、頂上直下は非常に
急で濡れていたりすると危険です。
慎重に下りますが疲れました。なぜこんな急斜面に遊歩道を造ったのか
不思議です。道の周囲を見ると45度オーバーの絶壁のよう。

この遊歩道は蝋梅(ろうばい)林を通るらしいが、途中で道を外れてし
まい、舗装道路に出てしまいました。
下る途中に一旦登り返すところがあるので、素直に道なりに登り進めば
谷筋を超えて蝋梅林に入れると思われます。
※牛伏山北コースの頂上手前250mにも蝋梅林に下る登山道があった
 ので、此処まで戻ってから下ったほうが階段を使わないので快適か
 もしれません。





↑牛伏ドリームセンター下にある公園まで下ってきました。
公園には池とビオトープのようなものがあります。
公園から200mほど舗装路を歩くと出発点の駐車場に戻れます。


蝋梅の花を見られませんでしたが、眺望は期待どうりで手軽に登れる
山として価値があると思います。
ただ、舗装道路が頂上まで作られているので頂上自体の魅力はかなり
低下します。あの道路とお城やFMアンテナが無ければ魅力的なハイ
キングコースとしてもっと有名になっているでしょう。
道路際にある沢には不法投棄のゴミが散乱してるのも痛ましい。
10年20年のスパンでしかモノを考えない安易な観光スポット開発が
自然を壊してしまい、結局は自然を求める登山者にも、やがて飽きら
れてしまう典型のような気がしました。


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