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土壌を改善する野菜

野菜作りを始めてまだ5~6年ですが、栽培する野菜で土壌の改善具合がだいぶ違うように思う。具体的に言うと土の団粒化構造を促す野菜です。促すといっても、植物の働きだけではなく、土中生物や菌類が働いているのは勿論だと思います。

土壌を改善する野菜
根の周囲の団粒化構造(自然栽培農法テキストより転写)

うちの畑は粘土質で、50cm掘ると黒い粘土に、1mで白い粘土になります。一番の問題は、単に農具で耕しても意味がないこと。耕すと最初はふかふかした感じになるが、5~6回も雨が降れば、だんだん締まって元のカチカチ土壌に戻ります。因みに、乾燥するとトンネル支柱が10cmしか刺さらない。通路などは絶対刺さりません。
土の団粒構造を作らないと、地下水の吸い上げ能力と通気性・排水性の両方を兼ね備えた土にはならないようです。最初は堆肥を混入すれば改善すると思っていた。これは間違いです。バーク堆肥など腐植質を混入すると物理的に通気性は確保されるようだが、土の団粒化構造が出来ているのとは違うんだそうです。特に針葉樹の表皮腐植質は水を弾いてしまい、保湿性も導水性(毛細管現象)もないそうです。また、稲ワラや落葉堆肥でも、混ぜただけで即改善される訳ではない。やはり、地道に野菜を育てて、同時に土を改善するのが最善のような気がする。今はまだ無理ですが、土壌が改善されれば不耕起での栽培も可能になると思います。


①ナス科野菜
まだ、実質トマトジャガイモしか経験がないが、土壌改善能力は中くらいです。トマトは根が深く、広く張るので改善効果はそこそこありますが、ジャガイモは浅くて効果が少ない。ピーマンは栽培量が少ないので分かりません。

②ウリ科野菜
かぼちゃきゅうりユウガオスイカを試したが、根は広範囲に広がるが、浅いので改善効果は少ない。表層だけしか改善しません。スイカはやや根が深いが主根だけで、根数でいうと浅いのが多い。特にワラなどで厚くマルチした場合は表面にしか根を張らないようです。

③アブラナ科、キク科、ヒユ科野菜(葉物)
ハクサイキャベツ小松菜ホウレンソウ春菊等を栽培したが、根は比較的深く張るが、根圏は狭く横に広がらないので、改善効果は薄い。いわゆる葉物野菜は効果は限定的です。例外なのはダイコンです。密植すると意外と土壌が良くなります。深い層まで効果が現れる。根菜共通だとすれば、未経験ですが、ニンジンやゴボウなども効果があるのだろうか?

④ユリ科野菜(ネギ類)
大型の一本ネギは効果が非常に高い。深谷ネギ西田ネギなどは、粘土質の土で畝を作っても、1シーズンでほぼ団粒化してしまいます。根の量も信じられないほど多量です。粘土の中にも根をこじ入れている。九条ネギなども効果は高いです。
ただし、ネギは高畝で作っているので、平坦栽培で土中深くまで根張りするのは難しいかも知れない。タマネギは根の量が少なく、根張りも浅いので効果はそれ程ありません。しかし、表層の土質は改善されます。ニンニクは1回だけで、まだ分かりません。ニラは効果がありません。

⑤イネ科穀類
トウモロコシ小麦ライ麦を試した。テキストには根を深く張って土壌改善するとあるが、あまり実感はありません。根は確かに深く張るようだが、団粒構造はひげ根の多い表層だけで、深く掘ると硬いままです。しかし1mくらいの深さまで達するようなので、腐植した根は地下水を吸い上げる毛細管道になる可能性はあるかも知れません。

⑥マメ科野菜
エダマメ落花生しか経験がありませんが、ユリ科に次いで効果があります。あまり深いところまでは根が届かないようだが、表層から30cmくらいはかなり改善される。

⑦ヒルガオ科野菜
経験したのはサツマイモだけですが、根は深く張らないものの、横に広範囲に広がる。土質改善効果はあると思います。粘土質土壌では美味しいものは出来ないが、土を改善するなら有効です。

⑧アオイ科野菜
オクラしか経験がありませんが、露地に播種すると直根が深く張ります。密植すれば土中深くまで耕してくれる。浅根は少ないので表層の変化は少ない。しかし、ポット苗で植え付けると表層にも根を張ります。ただ、団粒化効果は少ない印象です。


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No title

去年はひまわりに菌根菌がつくから良いということで
その後ひまわりを刻んで(これが重労働です(^-^;)
土や温床に入れたり。
ひまわりの後はマメや菜っ葉をつくって
茄子を植えたらとても良くできました。

深い根が良いのなら
タンポポなんかいいのかもしれませんね。
最後はタンポポ珈琲で楽しんで。


Re: No title

CLMさん、こんばんは。CLMってなんの略?(climbの略か?)
タキイのカタログを見ると、「緑肥・景観植物」の項にヒマワリがちゃんと載っています。
菌根菌を増やし、後作のリン吸収を促進させると書いてありました。
緑肥はまだソルゴーしか使っていません。確かに樹が硬そうでヒマワリを緑肥にするのは
疲れそうだが、試してみたいですね。ヘアリーベッチとかクロタラリアなんていうのも
有名です。しかし、緑肥の種はどこの会社でも意外に高いですね。
西洋タンポポは、うちの畑にも生えてきますが、確かに根が深くて立鎌で切り払っても
根が残ってしまいます。コーヒーになる?!

CLMはCozuly Le Matumaの略

です。
リアルで私を知ってる人にはわかる言葉なのですが
残念ながらここで説明不可能です。

ひまわりは有名な菌根菌の植物です。
デッカイ裁断カッター?藁きり?
みたいのがあると裁断できますがハサミではムリです。


タンポポ珈琲もベジタリアンには一般的な
カフェインレス飲料でわりと美味しいですよ。

Re: CLMはCozuly Le Matumaの略

CLMさん、こんにちは。
以前、Amazonで購入した手押しワラ切があるので細断は出来ますが、たくさんあるとシンドイですね。
麦ワラをワラ切で細断して腐植させるために準備しましたが、麦わらはC:N比が小さすぎて完熟する
のに10年もかかるらしく、堆肥には向かないことが分かりました。
やはり稲ワラのようなC:Nの高い植物体でないと堆肥にはならないみたいです。
タンポポコーヒーは美味しいですか。今度、製法を調べてみます。
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