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東国の古代史

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2023-05-21 (Sun)  00:00

玉ねぎ倒伏はじまり

玉ねぎの収穫シーズンが近づきました。

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↑赤玉ねぎ

↑倒伏は玉ねぎ収穫の合図です。8割ほど倒伏したら収穫します。

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↑赤玉ねぎ

↑60球中5本ほどトウ立ちしています(画像左端)。葉の表面が波打っていますので、窒素過多の症状です。植え付け時に前作の肥料が残っていたのでしょう。苗が早く育ち過ぎるとトウが立ちやすい。トウ立ちすると玉が肥大せず、玉の中心に硬い芯ができます。周囲は食べられますが美味しくない。

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↑黄玉ねぎ

玉ねぎは中晩生なので倒伏がやや遅い。全部で200球ありますが、幸い、トウ立ちはありませんでした。葉表面の波打ち症状もなく、大きさも適正で出来は上々だと思います。このサイズなら秋まで十分保存が可能です。直径が11㎝を超えるような大玉だと夏までしか持ちません。よく道の駅等で巨大な玉ねぎを売っていますが、過剰な窒素肥料による結果なので、摂取するのは体にも良くない。なぜなら、窒素肥料によって硝酸態窒素(NO3-N)が野菜に残留するからです。この物質の過剰摂取は発がん性やメトヘモグロビン血症を引き起こすという。硝酸態窒素は、そのままの状態では有害ではないが、体の中で還元反応を起こして亜硝酸態窒素(NO2-N)になると危険です。亜硝酸態窒素は胃の中の第二級アミンと結合して発がん性を有すると報告されている。また、体の中で酸素を運ぶヘモグロビンと結合してメトヘモグロビンを生成します。この物質は酸素を運ぶ機能ないため、全身が酸素不足のメトヘモグロビン血症になり、チアノーゼを引き起こします。成人では少ないが、乳幼児は発症しやすく危険です。
日本の市販野菜は玉ねぎに限らず肥料過多が多い。生産農家が見た目を重視するからですが、それを求める消費者にも責任が無いとは言えないでしょう。玉ねぎを購入する時は硬く締まった小粒なものがお勧めです。少なくとも大玉は避けるべきです。

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↑黄玉ねぎ

↑試食した株跡にスイカの種が蒔いてあります。玉ねぎの後作にはウリ科野菜が定番です。ヒガンバナ科ネギ属の根にはバークホーデリア・グラジオリーという細菌が共生しています。この細菌が抗生物質を出すことで、ウリ科やナス科野菜の病原菌を抑制する効果があると言います。また、ネギ属はアリシンという独特の成分を持ちますが、病原菌に対して抵抗する効果があるという。更に根周りには、野菜を腐敗させるフザリウム菌に対して静菌作用のあるシュードモナス菌が住んでいることも理由だそうです。ネギがコンパニオンプランツとして混植されたり、前作野菜として利用される理由です。
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