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東国の古代史

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2009-06-08 (Mon)  18:55

リベンジ《大弛峠》

大弛峠(おおだるみとうげ)を走ってきた。山梨県と長野県の県境にある峠です。
東は雲取山から始まり、甲武信岳、朝日岳、金峰山、瑞牆山、西は八ヶ岳まで
連なる秩父山塊の主脈に位置している。でも南北中央アルプスとは独立している
せいか、メジャーになれない可哀想な山域?

20数年前に神奈川県相模原から笹子峠を越えてこの峠にアプローチした。
ダートの坂道を必死に漕いだが、時間切れで頂上までは至らなかった。
もう少しだったのに悔しかった覚えがある。
2000年頃まではダートが残ってたそうですが、今では山梨側は全て舗装されてる。
長野側は相当な悪路と聞いているので、輪行して山梨からピストンするか、車を
デポするのが最善のようです。
昔はでかいバッグを下げたツアラーご用達コースでした。まさかロードレーサー
でリベンジしようとは思わなかった。





地下1000mの雁坂トンネルを通って午前3時に山梨に入りました。
トンネルを抜けて2番目の道の駅“まきおか”に車をデポします。
5時まで仮眠し、SPF50で入念にお化粧してから出発。
外は寒ぅ。でも短パン半袖は必須だから温まるまでの我慢。

この峠の走行記はネット検索するとたくさん出てくる。
それらによく出てくるブドウ畑の一本道です。
アップもなしに、寝起きに7%まっつぐは確かに楽しくない。
(写真は復路の撮影)





ブドウ畑から見える富士山。(写真は復路の撮影)





まっつぐな道を過ぎるとクネクネと登って行きます。
たまに8~9%が出てきますが九十九折れになるので楽チン。
山の上は朝モヤというか、ガスが掛かっていかにもの雰囲気。
まだ杉林だから大丈夫と思うが、ここで熊鈴“さよなら熊さん”装着。
久しぶりに聞く音はでかい。耳骨に響く。
これじゃ峠のアイスキャンデー屋さんだぞ。





登りにいい加減飽きた頃、唐突に乙女湖に到着する。まだ早いのに釣り人が
出ている。





15km登って金峰牧場に着いた。
普通なら峠に着いてもいい距離だが、まだ林道の入り口にも達していない。
途中初めての下り坂。30kmの道のりで下りはこの300mだけ。
この牧場から西に分岐すれば焼山峠を経て、秘境“クリスタルライン”に入る。
今日はまっすぐ北上する。





やっと林道入口ゲート。6月1日に冬季閉鎖が解除されたばかり。
大弛峠まで14km。まだ先がなげぇー。





ブナの森を登っていきます。この行程できついとしたら此処だけです。





うんざりする頃に突然道がフラットになる。
次の登りまでに乳酸を抜きなさいと云うありがたい思し召しです。
元気なら25Km/hで駆け抜ける事も出来るが、この景色を楽しまない手はない。
等高線に沿った道が3Kmほど続きます。(写真は復路の撮影)





再び登り始めると金峰山と鉄山が見えてくる。金峰山は2599mある日本百名山。
頂上に飛び出ている大岩が特徴らしい。





高度が上がり白樺の森になります。
漕いでるときはいいが、撮影で止まると震え上がるほど寒い。
今日は温度計が無いが10度くらいだろうか。





1Km毎にカウントダウンされるが、間隔が長いこと。残り何キロだか忘れそう。
水は2リットル持って出たが気温が低いので、結果的に1.5リットルで足りた。
真夏は思いやられる。水場は2箇所あったが大腸菌入りでない保証はあるか?






朝日岳です。この峰の右方に峠があるはずです。
この付近はもう未踏査部分です。





小さな九十九折れで高度を稼ぐ部分。





やっと1Kmになった。斜度も緩くなっている。
出発して3時間になろうとしてる。

ん?無休で頑張ったのに平均10Km/hかい?(遅っせー)





ハイカーの車の脇を通り抜けてアイスキャンデー屋さんが到着。
登山客にいっせいに見られるので恥ずかしい。
有名なわりには自転車は一台もいない。来るとすればこれからか。





残念ながら峠自体は展望がありません。
一番近い国師ヶ岳に向けて出発と言いたい所だが、SPDシューズでは雪が
あって無理。靴が濡れてしまいます。
一見夏山に見えますが這い松の下には雪がけっこう残っています。
“夢の庭園”という展望台で我慢しておきましょう。

展望台から見える峠の車です。
長野へ向かう荒れた林道が見える。
いつか、八丁峠~中津川林道~三国峠~大弛峠のダートをMTBで走破し
てみたい。





登ってきた直下の登坂路。





庭園といっても本来はきびしい這い松の岩場に作られている。
板を踏み外すと危険です。





国師ヶ岳に向かう稜線。這い松に覆われている。
こんな景色を見ると山登りを再開したい誘惑に駆られる。
でも中高年の山岳遭難で迷惑を掛けるのもいやだなー。





庭園からの遠景。
富士山が見えませんねー。手前の黒く見える奥千丈岳の稜線にギリギリで
隠れていることが後で分かりました。





金峰山、鉄山、朝日岳です。
甲武信岳、雲取方面は国師ヶ岳に登らないと見えません。
(クリックで拡大)





南アルプス方面。
日本第ニ位の高峰、北岳が中央に見えます。右端の方は甲斐駒ヶ岳でしょう。
寝袋とツェルトがあれば帰りたくない気分だが、体が冷え切る前に帰りましょう。
(クリックで拡大)





下りはアーム、レッグウォーマーを装着しないととても耐えられません。
しかし、この景色を見ながらの下りは楽しい。終わってしまうのが惜しくて
ゆっくり下ました。
真夏に下る人はリムテープが劣化していないか確認しておいたほうがいい。
この寒さでもリムは火傷するほど高熱になります。リムテームの破断が起き
るかも知れません。



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